院長のおしごと①
- 2022.06.04
皆様、お久しぶりです、こんにちは。
日々の仕事に追われ、気が付けば1月4日開業から、あっという間に半年経過していました。
当初はやりたいことや理念ばかり大きく膨らんで、経営のことなど二の次三の次…なんて甘~い考えで始めてしまったので、いざ始まってからどうなることやらと不安8割でしたが。。今のところ支えてくださっている皆さまのおかげでなんとかかんとか、頑張ることができています。本当にありがとうございます。今後も、少しでも地域へ良い医療を提供できるよう精進してまいりますので、宜しくお願いいたします。
さて。
最近のブログは青木のお仕事シリーズが続いていますね。
なので、私も対抗して(?)、院長のお仕事シリーズ、書いてみようと思います!
実際、私が毎日どんなことをしているのか、皆さんにあまり知られていない気がしますので、ご興味のある方はのんびり眺めていってください。
ある平日の1日を追ってみましょう(登場患者さんや病状は実際と変えています)。
~8時50分 朝礼~
事務長・事務さん・辻・青木
1日の始まりに、数分のごく簡単な報告会をしています。
この日は、前日夜間に緊急訪問対応をしたこと、当日の院長面会予約、新規訪問患者さんの情報などを共有しました。
~9時00分 外来開始~
外来診療を行っていることがあまり周知できていないようで、お恥ずかしながら患者さんはまだまだ少ないです…。
ある意味、今ならすいてるので待ち時間は短いですよ…!(涙
今年も区健診・癌検診が始まりましたね。上井草は杉並区と練馬区の境目に位置していますので、どちらの区健診・癌検診も受けられるようにしています。ご希望の方は一度お電話ください。また、杉並区では70歳になる方へ物忘れ予防検診を推奨しています。当院でも受けることができます。つい、自分は関係ない…となりがちですが、まずはお気軽に相談してみてくださいね。
コロナワクチン4回目接種のお知らせが来ている方も多いと思います。3回目接種が終わってから5か月経過していれば接種可能です。ピークは7月頃と想定されているので、もしご希望の方は早めの予約をお勧めします。
基本、外来に患者さんが来ていない時間帯は、たまった大量の書類仕事(紹介状返書・退院サマリー・訪看指示書・居宅療養管理指導書などなど…ほんと、びっくりするほど多いです…)をこなしたり、空いた時間で病棟の患者さんを診て回ったり、入院カルテを書いたり、病棟の看護師さんから患者さんの報告を受けたりしています。本当に、当院の病棟のスタッフはみんな明るくて優しくて動きが速く、頭が下がります。手前味噌ですが、いつも笑い声の絶えない、良い病棟だと思います!
この日は、午前中暇だったので(!)、入院患者さんの処置に入りました。褥瘡(床ずれ)のデブリードマンといって、治りの悪い不要な皮膚を切除する簡単な手術をしました。当院病床はご高齢で寝たきりの方が多いので、褥瘡は永遠の課題です。どんなに悪くなっている褥瘡でも、正しい栄養と正しい処置・感染対策・除圧を心がければ、完治はせずとも悪化させないことはできます。日々、病棟スタッフの皆さんが奮闘してくださっています。
~11時30分 発熱外来~
昨日から38℃台のお熱があるとのことで受診希望の方から午前中にお電話がありました。当院では一般外来受け付け終了時刻11時30分以降で、予約制で発熱外来を開けております。通常の正面出入口ではなく、発熱者専用出入口から入っていただき、発熱ブースでの診察・抗原検査を行いました。幸い、この方は新型コロナ陰性でした。
~11時50分 訪問患者さんからの電話連絡~
今朝から、めまい・ふらつき症状があるとご家族の方から連絡がありました。元々水分をあまり飲まない患者さんで、暑い時期に入ってきたので脱水症の可能性を考え、午後一番での臨時訪問予定を組みました。
~12時00分 お昼休み~
午後は体力勝負なので、もりもり食べます。私は職業柄どうしても早食いなのですが…早食い大食いは生活習慣病のもとですから、ダメなんですよ。だから太ってしまうのか…
午後の分も書いてみたのですが、思ったよりも、長―く長ーくなってしまったので…
今回は一旦ここまで!次回は、午後の訪問診療~夜のお仕事までを書いてみます!